どーも、Laurel(ローレル)です。
宇宙兄弟の中で個人的に好きなシーンやセリフを紹介する記事の8回目です。この7巻でとうとう宇宙に辿り着いた日々人が月に降り立ちます。そして、最終面接も終えてあとは結果を待つばかりの六太やケンジの話になります。
それでは、早速見てみましょう。
その前に、[6巻]を見ていない方がいましたら、こちらをどうぞ!
宇宙兄弟7巻の名言・名セリフや好きなシーンと感想
#60 南波日々人「5年じゃすまねーな・・・」
5年じゃすまねーな 20年待ってたよ こん時を
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 7巻 60話/講談社]
宇宙飛行士になってから5年間も訓練して待ったのに、いざ打ち上げとなったらあっという間に宇宙に着いたなあと言ったバディに対する日々人のこのセリフは、素直な気持ちをそのまま表していますね。
10歳の時に月へ行くと決めてから20年。ただひたすら宇宙飛行士になることを目指してきた日々人の思いがよく分かります。
#60 南波六太「ロケットロードは寄り道をしない・・・」
ロケットロードは寄り道をしない 後戻りもしない ただ一直線に宇宙へ伸びる道 まんまお前みたいだな 日々人
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 7巻 60話/講談社]
子どもの頃、「絶対」を強調して宇宙に行くと言っていた日々人を思い出し、ロケットロードを見つめていた六太。この時点ではまだ最終試験の結果が分からないため、胸中は複雑だったのではないでしょうか。
打ち上げはあっという間の出来事だったので、まだちょっと信じられないような気持ちもあったのかもしれませんね。
#64 南波六太「ずっと知りたかったことがある・・・」
ずっと知りたかったことがある ”日々人が月に降りた時”私の顔は笑っているだろうか それとも泣いているだろうか それがどっちか今わかった 両方だ
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 7巻 64話/講談社]
このシーンはちょっと目頭が熱くなってしまいます。涙腺がだいぶ緩くなっているので、六太の涙に思わずもらい泣きです(笑)。 なんだかんだ言ってもたった二人の兄弟なので、一番嬉しかったんだと思います。
#66 南波六太「次は俺を… 宇宙飛行士へと・・・」
次は俺を… 宇宙飛行士へと導いてくれてもいいんだぜ?
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 7巻 66話/講談社]
2次審査合格の瀬戸際に立っていた時は消化器男の一件で六太を一躍脚光を浴びさせる役を担い、日々人の打ち上げの時は静かで一人で見られる場所に導いてくれたアポに、今度は宇宙飛行士になれるようお願いしています。
情けないと分かっていながらも、日々人が無事に月に着陸し、今度は自分の順番だと再認識したら「頼むぜ」とばかりにギュッと抱きしめるしかなかったのでしょう。できることはもう祈るしかないとなれば、アポにお願いするのも仕方ないですかね(笑)。
#68 真壁ケンジ「子どもの頃に想像してた「大人の自分」は・・・」
子どもの頃に想像してた「大人の自分」は… もっとこう… ブッ飛んでた!!
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 7巻 68話/講談社]
仕事に誇りは持っているが、この仕事を一生の仕事にしてしまっていいのか悩んでいたケンジ。しかし、家族との時間も減り迷惑をかけることが多くなると分かっていても、宇宙飛行士という職業にブッ飛んでいる何かを見つけたのでしょう。
このケンジの回想シーンはアニメだとオリジナルのシーンが追加されていて、より感情移入ができるとても好きなシーンです。
まとめ
とうとう月に降り立った日々人。20年来の夢を叶えました。一方で六太は試験結果を待つばかりの状態です。犬頼みです!
そしてケンジは(ネタバレになりますが)、だだっ広い施設の一角から広大な宇宙へと飛び立つことになりました。合格者第1号です!
果たして六太やせりかはどうなるのか。気になる続きは8巻のお楽しみ。