どーも、Laurel(ローレル)です。
宇宙兄弟、読んだこと(もしくはアニメ見たこと)ありますか?
この記事を読んでくれている方は、おそらく読んだことある方の方が多いんじゃないかなあと思っています。
今後も続ける予定のこのシリーズでは、個人的に好きな宇宙兄弟のシーンやセリフ、名言、感動した場面を紹介します。
人によっては「あのセリフがない」とか「あの有名なシーンがない」など、思うところがあるかもしれませんが、あくまでも私が好きなシーンやセリフになりますのでご了承ください。
あらすじ
宇宙兄弟とは、漫画家の小山宙哉さんが講談社のモーニング誌にて2008年1号から連載している漫画になります。実写版の映画化やアニメも放映されました。
ものすごくかいつまんでどんな内容なのか説明すると、サッカーワールドカップの決勝で頭突きをしたジダンが退場になった2006年7月9日、雑木林(?)で虫などの生き物の鳴き声を録音していたところ、UFOらしきものを見た主人公の南波六太と弟の日々人が、将来は宇宙飛行士になると誓うところから物語は始まります。
次のシーンでは、夢を叶え宇宙飛行士となった現在の日々人が記者会見で日本人で初めて月に行く抱負を語る一方、六太は上司に頭突きして会社をクビになる場面が描かれています。
物語は、無職になった六太が宇宙飛行士を目指す過程を中心に進みます。
宇宙兄弟1巻の名言・名セリフや好きなシーンと感想
#1 南波六太「兄とは常に・・・」
兄とは常に 弟の先を行ってなければならない
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 1巻 1話/講談社]
六太の兄としてのポリシーですね。小さい頃も今もずっとこれは変わっていません。弟の手本となる兄でありたいと。
でも、先に宇宙飛行士になったのは弟だったり、繊細なところがある六太と比べて自由奔放な日々人が兄に頼る場面はほぼなかったりと、ほとんど六太が日々人の先を行くことはありません。
この後も六太の葛藤が描かれている場面が出てきますが、そこも好きなシーンです。私自身は妹と二人兄弟ですが、六太の気持ちはある程度分かるだけに歯痒さを大いに感じてしまいます。
ちなみに、このセリフは脳内で完璧に平田広明さんの声で再生されています!
#1 南波六太「お前が月に行くんなら・・・」
お前が月に行くんなら 兄ちゃんはその先へ行くに決まってる 火星にいくよ
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 1巻 1話/講談社]
これも兄として弟の先に行くという六太の強い意志の表れですね。
それから、このセリフを兄に聞かせたかった日々人からすると、昔言ったことを早く実現して、兄弟で宇宙飛行士になろうぜというメッセージですね(※UFOらしきものを見た直後の兄弟の会話で、録音されていた)。
現実世界では人類が火星に行くにはまだ課題がありますが、私が生きているうちにぜひ実現して欲しいです。
#6 茄子田シゲオ「Did you find something new・・・」
Did you find something new about yourself,recently?
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 1巻 6話/講談社]
これはみんな大好き茄子田理事長のセリフですね。また、茄子田理事長の初登場シーンでもあります。
日々人の計らいで宇宙飛行士選抜試験を受けることになった六太。その試験(2次審査)で受けた最終面接での茄子田理事長の質問です。
一緒に試験を受けているケンジの理想的な回答と比べると、六太の回答は本人曰く「最後のはビミョーだが」ということですが、私が面接でとっさに聞かれたら正解の答えはできないと思います。
ちなみに、茄子田理事長も脳内で青山譲さんの声が完璧に再生されています!
#8 南波日々人「今と昔で違うもんがあるとすりゃ・・・」
今と昔で違うもんがあるとすりゃ それはムッちゃんが………昔みたいに張り合わなくなったってことだ もっと張り合えよ つまんねえよ
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 1巻 8話/講談社]
2次審査の最終面接でシャンプーが人より泡立つと答えたことで、もう自分は不合格だと思い込んでしまった六太。
また、これから月に行く宇宙飛行士の弟と、どこへ行っても南波日々人のお兄ちゃんと言われる自分の境遇を比較して、もうお前とは立場や状況が違いすぎると言う六太に対する日々人のセリフです。
ここでも六太の葛藤が描かれています。昔と違い日々人と張り合わなくなったことは自分でも分かっていたんだと思います。
「つまんねえよ」と言われてちょっと闘争心に火が付いたのかもしれません。このセリフは9話に続きます。
まとめ
以上が1巻の好きなシーンやセリフでした。
ここに取り上げた以外にも、主に六太の人となりを描写したシーンが多かったなと思います。美人にはすぐ一目惚れしてしまったり、兄が弟に引っ張られることを気にしていたり。
ちなみに六太が頭突きをした上司の名前は、間寺と言います。もちろん、マテラッツィからの引用です。ジダンに頭突きされたイタリアの選手ですね(笑)。
似ても似つかぬ兄弟の物語はまだまだ始まったばかりです。