どーも、Laurel(ローレル)です。
宇宙兄弟の中で個人的に好きなシーンやセリフを紹介する記事の2回目です。今回は2巻の内容になりますが、2巻は好きな場面が多かったので2回に分けることにしました。
それでは、早速見てみましょう。
その前に、[1巻]を見ていない方がいましたら、こちらをどうぞ!
宇宙兄弟2巻の好きなシーンやセリフ その1
#8 南波六太「「マイクがケンを…」・・・」
「マイクがケンを…」「侍っている」… 斬るのか?マイクがケンを マイク キル ケン?
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 2巻 9話/講談社]
子どもの頃の回想シーンで、日々人が英語の問題を解いて、六太がその答え合わせをしています。
まあ、解説するまでもないですが、「待つ」と「侍」を間違えているわけです。
現在の日々人は宇宙飛行士になれたので、英語は問題ないレベルですが、昔は全然ダメだったというエピソードですね。まあ、これは漢字の間違いですが(笑)。
この直前のシーンでは「knife」のスペルにKが必要なことに「面倒臭えな英語」と嘆いています。
Kが足りなかったり、行人偏(ぎょうにんべん)が一筆足りなかったりする日々人に、「全体的になんかちょっと足りないんだよ」と注意を促しています。
この9話は足りないがキーワードになっています。
#9 南波日々人「ムッちゃんは今頃日本で・・・」
ムッちゃんは今頃日本で 宇宙飛行士になる準備をしてるはずだよ
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 2巻 9話/講談社]
オジー夫妻に六太は何してるのかと聞かれた時に日々人が答えたセリフです。
幼い頃に言った「兄弟で宇宙飛行士になる」という約束を思い出して欲しいと願う日々人の心境が見えるようです。
#9 オジー・スミス「必ず君が来ると思っていたヒビトにとって・・・」
必ず君が来ると思っていたヒビトにとって 自分一人だけが進んでいる毎日は 「足りない日々」だったんじゃないかな
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 2巻 9話/講談社]
オジー夫妻と初めて会った六太が、日々人は昔からちょっと足りなくて「頭のネジが一本足りない」と日本独特の表現で日々人のことを話しています。
それに対してオジーは「誰だって何か足りないんだよ」と六太に言います。
この時点でオジーは、六太に対して日々人に続いて兄弟で宇宙飛行士になって欲しいと強く思っていたわけではないと思いますが、何年も前から六太のことを聞いていて「初めて会った気がしない」ということから、南波兄弟のことは息子のような感覚を持っているのかもしれません。
その後、英語で日々人に「お前より早起きしてNASAに行く!」と伝えています。「もっと張り合えよ つまんねえよ」と言われたことに対してようやく兄として対抗意識が芽生えたのかなと思っています。
#11 星加正「台本覚えてんのかあいつら」
台本覚えてんのかあいつら
そうなんですよ〜 ガイドより先に言っちゃうんですよ〜~
あーいうのが将来 宇宙飛行士になったりするんだよな 困ったもんだね
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 2巻 11話/講談社]
若き日の星加さんが初めて南波兄弟を意識した際のエピソードです。この頃はまだ髪の毛がふさふさで「JAXAのライオン」と呼ばれていたとか。
JAXAのイベントか何かで、新人のガイドの職員より先に案内のセリフを言ってしまい、まったく練習にならないという微笑ましい場面です。
まとめ
私が好きなキャラクターの一人である星加さんが多く登場してくれます。
JAXAでの肩書は「有人宇宙技術部副部長」ということで、日本ではまだ友人宇宙飛行の技術は確立していませんが、宇宙飛行士を支える側の人ですね(支える側の話は少し先で)。
幼い頃の南波兄弟を見ていた星加さんの話は次の記事に続きます。