どーも、Laurel(ローレル)です。
宇宙兄弟の中で個人的に好きなシーンやセリフを紹介する記事の5回目です。4巻も閉鎖環境訓練施設での3次審査の話になります。試験も半分を過ぎ、A班もB班もいろいろなトラブルが発生してきました。この3次審査の佳境(?)ともいうべき例のカードによる過酷なドラマが始まります。
それでは、早速見てみましょう。
その前に、[3巻]を見ていない方がいましたら、こちらをどうぞ!
宇宙兄弟4巻の名言・名セリフや好きなシーンと感想
#31 伊東せりか「壊れた時計は元に戻せなくても・・・」
「壊れた時計は元に戻せなくても」「私たちの関係は元に戻せます!」…みたいな
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 4巻 31話/講談社]
福田さんに出されたグリーンカードは、他のメンバーに気づかれないように修復不可能な状態にまで時計を壊すことでした。
グリーンカードとは?
チーム内に意図的に何らかのトラブルを発生させてメンバーにストレスをかけ、そこからどう対処していくかを観察するための極秘指令が書かれた緑色のカードのこと
時計が壊れたにもかかわらず、誰が犯人だか分からない状況となり、メンバー内にピリピリとした嫌な空気が流れてしまいます。
その場の空気を嫌ったせりかは何とか元に戻せないか考えます。
そこで気の利いたセリフでもないかなあと思って、頭に浮かんだのがこのセリフですが、恥かしすぎるってことで引っ込めてしまいます。
ところが!
#31 南波六太「壊れた時計は直せなくても・・・」
壊れた時計は直せなくても 俺たちの関係は直せるぜ!
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 4巻 31話/講談社]
六太が言ってくれました!
そしてせりかの
「あ〜~こうなんのかあ… 言わなくてよかった…」
という「言わなくてよかった顔」が印象的です。せっかく勇気(?)を出して言った六太がちょっとかわいそう。。。
#32 伊東せりか「言われる!・・・「ジブン食べ過ぎやねん」・・・」
言われる! 「ジブン食べ過ぎやねん」って絶対言われる!
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 4巻 32話/講談社]
時計が壊れてしまったトラブルで嫌な空気が漂っている中、せりかの作る料理は量が多く最終日まで材料が間に合わないことに気づきました。
早くこの状況を他のメンバーに伝えないといけないのに、だんだん言いづらくなって一人で悩み、誰に相談しようか考えていたところ、やっさんのこのセリフが頭をよぎりました。
やっさんの言いそうなことがすぐ想像できてしまうところが面白い。実際言いそうだし(笑)。
#34 南波六太「悪いのはJAXAだ!」
悪いのはJAXAだ!
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 4巻 34話/講談社]
トラブルの原因がグリーンカードの存在であることに気付いた六太。
「料理を多く作り、材料を最終日の前に使い切ってしまいなさい」という指令のグリーンカードがせりかさんに来ていると思い、足りなくなってしまったのはせりかのせいではなく、JAXAのせいだとカメラに向かって断定します!
星加さんの「(出して)ないよ」というセリフと表情もいいですね。
#36 真壁ケンジ「「がんばれ」…か ちゃんと意味もわかってて・・・」
「がんばれ」…か ちゃんと意味もわかってて…
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 4巻 36話/講談社]
かぺですよ、かぺ!
このシーンはアニメで見た時にとちょっと感動しました。
ふうちゃん(2歳の娘)が自分に頑張れ!って言ってることに気付いたケンジ。頑張らずにはいられないですよね。
このシーンだけじゃないですけど、宇宙兄弟のアニメの素晴らしいところはやっぱりバックに流れる音楽ですね。
前向きになろうとするようなシーンなどで流れる”しまってあった想い”という曲は本当に心に響く名曲だと思います。
初見時、このシーンに来るまでは本当に溝口のことが嫌いでした(笑)。
#37 南波六太「ここにいたんだ 誘ったら喜んで・・・」
ここにいたんだ 誘ったら喜んでついて来てくれそうな連中が…
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 4巻 37話/講談社]
子どもの頃から周りに宇宙に興味を持っている友達がいなかった六太は、自分の話が全部理解してもらえる仲間がこんな近くにいたことに感動しています。
大人になって同じことに興味を持っている人に出会えるっていいですね。
まとめ
数々のグリーンカードの影響でさまざまなトラブルが発生しますが、なんとか乗り切った六太やケンジたち。
そしてとうとう、A班はメンバー5人の中から2人を選ぶ方法が決まっていないまま、最終日を迎えてしまいます。
どのような展開になるのかは、次の5巻のお楽しみ。