どーも、Laurel(ローレル)です。
宇宙兄弟の中で個人的に好きなシーンやセリフを紹介する記事の6回目です。5巻ではとうとう宇宙飛行士選抜試験3次審査最後の課題である「自分たちで宇宙飛行士にふさわしい者2名を選ぶ」という難題に挑みます。
それでは、早速見てみましょう。
その前に、[4巻]を見ていない方がいましたら、こちらをどうぞ!
宇宙兄弟5巻の名言・名セリフや好きなシーンと感想
#39 南波六太「それよりやっさん… 前にもっとスルドイこと言ってただろ・・・」
それよりやっさん… 前にもっとスルドイこと言ってただろ 「ジャンケンを超える公平な方法はない」ーって
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 5巻 39話/講談社]
訓練中、「宇宙飛行士にふさわしい2名を自分たちで選ぶ方法」を決めないでいたA班は、最後の最後までそれを決められないでいた。そんな中、六太が提案した方法はなんとジャンケン!5人のうち誰が選ばれてもおかしくないと考えている六太は、消去法で決めてしまうより「運」に任せてみるのがいいのではないかと考えました。
その裏には、シャロンの「迷った時は頭で考えるより、どっちが楽しいかで決めなさい」という教えがあります。このシャロンのセリフも名言ですね。
そんなわけでジャンケンを提案しましたが、案の定やっさんに反対されました。
しかし、それに対する六太の答えが上のセリフです。
こんな人生を賭けたジャンケンってしたことありますか?私はないです。ドラクエ5でビアンカとフローラのどっちを選ぶか迷った時にジャンケンで決めたことはありますが。
#41 古谷やすし「5等の下敷きが 人生変えた瞬間やった」
5等の下敷きが 人生変えた瞬間やった
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 5巻 41話/講談社]
やっさんが宇宙飛行士を目指すきっかけとなった福引の5等の景品は、宇宙飛行士の下敷きでした。他の人からすれば単なる下敷きだったかもしれませんが、当時13歳の少年にはとてもかっこよく映ったのでしょう。
「最小の小宇宙」という言葉が心に響いたようです。
これがやっさんの「将来は宇宙飛行士になる」という夢へのきっかけでした。何ともやっさんらしいエピソードですね。一旦は身長制限で諦めかけましたが、新しい宇宙服が開発されたことにより再び夢に向かって進みます。
って、ジャンケン負けちゃいましたが。。。
#44 手島有利「ここでもし一番になれたとしたら・・・」
ここでもし一番になれたとしたら 何だってやれると思ったからです
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 5巻 44話/講談社]
手島君は貧乏ゆすりしていた最初のイメージとかなり変わりました。元々能力のある人だったんですね。ケンジと溝口を相手にして一番になれるというのがその証明でしょう。
地球外生命体の模型をあんなに作れるなんて、これもすごい能力だと思います。茄子田理事長の言うように何だってやれそうですね。
エウロパには2020年代初頭にNASAが探査機を送るようですが、少しでも地球外生命体に関する発見があるといいですね(これは宇宙兄弟ではなく現実の話)。
#44 手島有利「僕は 自分の父には逆らえますが・・・」
僕はー 自分の父には逆らえますが 自分のやりたい事には 逆らえません
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 5巻 44話/講談社]
手島君の父親は厳格な人のようで、その父の望む宇宙飛行士になることが自分の進む道だと考えていたようですが、「自分の将来は自分で決めたい」と思った時に出てきたセリフです。
宇宙飛行士選抜試験を過去に3回も受けた自分(父)に代わって、宇宙飛行士になって欲しいと思っていたようですが、最後は息子(手島君)の意思を尊重しました。
手島君のエウロパのプロジェクトに絡めた話が今後出てきたら嬉しいですけど、有人で木星まで行くのは宇宙兄弟の背景だとちょっと無理がありますかね。
#46 フレディ・サターン「カラッカラに乾いたスポンジか・・・」
カラッカラに乾いたスポンジか 紙オムツくらいすげえよアイツは
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 5巻 46話/講談社]
月面にある住居モジュールを放射線や隕石から守るために、レゴリスを噴射するローバーの操作方法をマニュアルも見ないで習得できてしまう日々人に対するフレディ(CES-51のメンバーでチームのリーダー)のセリフです。
例えがおもしろい!ただ、バディが言うとおり褒めているようには聞こえないですね。
まとめ
ついに閉鎖環境訓練施設での3次審査が終わりました。ジャンケンで2名を選んだ後、六太とケンジも追加で選ばれた一連の話はとても好きな話です。
そして、この後ヒューストンに行って現役宇宙飛行士による面接があるのですが、また六太にちょっとした問題が降りかかってきそうな展開です。6巻もお楽しみに。