どーも、Laurel(ローレル)です。
宇宙兄弟の中で個人的に好きなシーンやセリフを紹介する記事の7回目です。6巻ではいよいよ日々人が月に向けてロケットで旅立ちます。とうとう夢だった宇宙に行った日々人と、現役宇宙飛行士による最後の面接に挑む六太の話になります。
それでは、早速見てみましょう。
その前に、[5巻]を見ていない方がいましたら、こちらをどうぞ!
宇宙兄弟6巻の名言・名セリフや好きなシーンと感想
#51 南波六太「一番ふさわしいと思うのはケンジです・・・」
一番ふさわしいと思うのはケンジです でも一番なってほしいと願うのは… せりかさん ところが実は- 一番なりたがってるのは… 俺です
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 6巻 51話/講談社]
これはよく出てくる六太のセリフです。
先輩宇宙飛行士の紫三世から一番宇宙飛行士にふさわしいのは誰か?という質問に対する答えです。試されているとも知らずに六太が思っている素直な気持ちを伝えました。
一番ふさわしいわけではないが、宇宙飛行士になりたいという希望が強く表れているセリフですね。
#52 南波六太「むしろ一番に挨拶するべき人じゃねぇのか…!?・・・」
むしろ一番に挨拶するべき人じゃねぇのか…!? 俺は行くぜ 誰かから逃げたままで 宇宙飛行士になれると思うな
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 6巻 52話/講談社]
紫から「吾妻さんにはむやみに話しかけるな」と忠告されましたが、それを振り切り挨拶に行ってしまった六太。日々人の兄としてきちんと挨拶をしておこうと思ったのでしょう。
そして、紫曰く年賀状みたいな挨拶をした六太でしたが、つれない返事であえなく撃沈。
しかし、吾妻から逆に質問を受けました。その内容は次のセリフで紹介します。
#52 南波六太「本当は死ぬ覚悟…できてません・・・」
本当は死ぬ覚悟…できてません 多分「こりゃもう死ぬな」って瞬間が来たとしても ギリギリまで「生きたい」と思いそうです
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 6巻 52話/講談社]
吾妻から「死ぬ覚悟はあるか?」と聞かれて、一度は「ある」と答えた六太。しかし、そのあとすぐに訂正します。
その内容がこのセリフです。
昔、吾妻もブライアンから「死ぬ覚悟はあるか?」と質問されましたが、その時のことを思い出して六太に同じ質問をしてみました。どんな答えが返ってくるのか興味があったんだと思います。
吾妻も採点係のようですが、これで及第点を与えたのでしょうか。後の過去のシーンで日々人にも同じ質問をしているので、この質問の答えを基準にしているかもしれませんね。
#52 ブライアン・ジェイ「たいていの飛行士は・・・」
たいていの飛行士は”YES”と答えるけどな 口では何とでも言える 薄っぺらい”YES”だ 死ぬ覚悟なんていらねえぞ 必要なのは”生きる覚悟”だ ”NO”と言える奴がいたら そいつは信じていい
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 6巻 52話/講談社]
死ぬ覚悟はないと答えた吾妻に対するブライアンのセリフです。
確かに見栄や建前でYESと言ってしまいそうですけどね。どんな状況に陥っても生きようとする覚悟が必要なんだというブライアンの教えです。
ブライアンの残した言葉はやっぱり重みがありますね。
#54 ローリー・クオモ「うわ~~!これが・・・」
うわ〜〜! これが「日本一かっこいい日本語」かぁ〜〜! ありがとうムッタ!
[出典:小山宙哉/宇宙兄弟 6巻 54話/講談社]
このセリフはローリーしか言わないですね。日本大好きなローリーが、日本語Tシャツを作るため六太に日本語を教えてもらっています。
「夜露死苦」が日本一かっこいい日本語ということですが、他に何かありますかね?(笑)
まとめ
面接が終った後の打ち上げが本番だったとはもちろん気がつかなかったみたいですが、持ち前の観察力などで好印象を与えたのは確かなようでした。
それから、吾妻にきちんと挨拶すべきだという六太に非常に好感を持ちました。
そして、日々人を乗せたロケット(アレスI)が発射して宇宙へ飛び出しましたが、その話は次の7巻で。