今までJAXA(筑波宇宙センター)には何度か見学に行ったことがあるのですが、年に一度の特別公開ということでまた行ってきました。
この日(2019年10月5日)は普段は入れないエリアにもズンズン行けてしまうのがとても魅力的です!(笑)
どーも、Laurel(ローレル)です。
この公開イベントは基本的に予約は必要ありませんが、JAXAが指定するイベントは事前申し込みが必要です。ウチでは当日どのイベントを回るか検討し、子どもが行きたい要予約のイベントは事前に申し込みしました。
が、残念ながらすべて抽選にはずれてしまいました。orz
落選のお知らせメールには全国から多数の応募があったと書いてありました。筑波宇宙センターのイベントに全国から応募があるというのが驚きです!
はやぶさ2のリュウグウ着陸成功をはじめ、あかつきの金星周回軌道投入成功(これはもう数年前ですけど)、イプシロンロケットの打ち上げなど、宇宙関連に興味がある人が増えているのかなあと感じています。
まあ、残念ながら抽選には外れてしまいましたが、他にも楽しそうなイベントがあるので、そこは問題ありません。私が行ってみたいと思ったのが閉鎖環境適応訓練設備の見学で、妻は現役宇宙飛行士の大西さんor金井さんのトークイベント(講演)でした。
しかし、実際に行ってみるとあちこちに宇宙兄弟の文字と絵が目に付きました。
「JAXAが宇宙兄弟に乗っかっている」と言ってもいいぐらい!
そこで今回は、JAXAで見つけた宇宙兄弟の紹介です。
筑波宇宙センターの特別公開とは
年に一度、文字通り特別にいろいろな施設を見学や体験できるイベントです。今年は1万人が訪れたとのことで、人気の高さが伺えますね。
- ロケット打ち上げ音響体験
- 「きぼう」運用管制官模擬体験コーナー
- 水ロケット工作教室
- 人工衛星運用クイズゲーム
- VR/360度動画で体感!宇宙から見た地球の雨
などなど、いろいろなイベントが開催されています。黄色のアンダーラインのイベントは事前申し込みが必要なイベントですが、上で書いたとおり外れました。水ロケットは作ってみたかったですねえ。
この日はつくばエクスプレスのつくば駅と常磐線のひたち野うしく駅から無料の送迎バスが運行されています。ひっきりなしにバスが来るので待ち時間はほとんどありませんでした。
大型の観光バスでとても快適でした。なんだったら、もう少し乗っていたかったぐらい(笑)。
宇宙飛行士の講演は整理券が必要
バスで着いたものの、まず来場者の多さに驚きました。何百メートルにも渡ってぐにゃぐにゃと長い列ができていました。宇宙飛行士の講演は整理券が必要なので一抹の不安を覚えます。
入場するのに長い列を並び、講演の整理券をゲットするにもまたさらに並びました。合計で1時間以上は並んだでしょうか。まあ人気のイベントは仕方ないですかね。
講演は大西宇宙飛行士と金井宇宙飛行士の2公演あったのですが、今回は大西さんを選びました。
講演自体は30分であっという間に終わってしまいました。途中から、ISSから帰還後のリハビリに携わった(たぶん)JAXAの方も加わったのですが、30分しかなったので個人的にこの方の話はなかった方が良かったと感じました。
そんなこんなであっという間に講演は終了してしまいましたが、現役の宇宙飛行士に会えてちょっと興奮しました!
閉鎖環境適応訓練設備の見学
時間的には戻るのですが、大西宇宙飛行士の講演の整理券をゲットした後は、私が行きたかった「宇宙飛行士養成棟」にある「閉鎖環境適応訓練設備」に行きました。
すみません。引っ張るつもりはなかったのですが、ようやくここで「宇宙兄弟」が登場です!
▼宇宙飛行士養成棟のエントランス
第2次審査の最中、せめて宇宙服を着ているように見えないかと思って展示している宇宙服のボックスに顔を近づけたのですが、小さくて着ているようには見えなかったという六太のエピソード(?)があります。
私も試してみたかったのですが、この日は人が多くて残念ながらできませんでした。ただ、このパネルにもあるとおり実際には漫画の大きさにもならないぐらいの小ささのようです。
▼閉鎖環境適応訓練設備
このパネルにも書かれていますが、外見や中の設備など忠実に再現されています。さすが小山先生!リアルに描くことで漫画も(アニメも)真実味が増してきますね。
さて、この施設の見学ですが、別室の窓から閉鎖環境適応訓練設備の外側を見るだけの見学でした。私はこの設備の中に入れていろいろと見学できるものだとばかり思っていたのですが、違いました。
それを一番楽しみにしていたのでちょっと肩透かしを食らった感じです。まあ、私が勝手に思い込んでいただけなので仕方ないですが、普段は見られないのでまあ良かったことにします(笑)。
ロケット広場で撮影
JAXAといえばこの「ロケット広場」というぐらい有名な記念撮影スポットですよね。私も写真を撮ってみました。
▼ロケット広場
ただ、ロケット広場という名前は今まで知りませんでした。
視聴覚室
幼い頃の六太と日々人が筑波宇宙センターによく遊びに行っていた際に、見学ツアーガイドの説明のセリフを暗記していたという微笑ましい(?)エピソードですが、その会場がこの視聴覚室です。
この視聴覚室自体は特筆するところはありません。ごく普通の視聴覚室ですね。笑
▼視聴覚室
このシーンについては「宇宙兄弟の名言・名セリフや個人的に好きなシーンと感想[2巻]その1」で書きましたので、良かったらこちらの記事もご覧ください。
プラネットキューブのお土産
何か買おうというわけではなくて、なんとなくどんな物が売っているのか見てみたのですが、一個だけ「これはッ!」という物を見つけてしまいました。
それがこの「やっさんが宇宙飛行士を目指すきっかけとなった福引の5等の景品で宇宙飛行士が描かれた下敷き」です!
▼福引の5等の景品で宇宙飛行士が描かれた下敷き
この下敷きを商品化するという企画の着眼点が素晴らしいと感じました。宇宙兄弟好きの人であれば、欲しいなと思うのではないでしょうか。やっさんのこのエピソード、いいですよね。
上の視聴覚室と同じく、このシーンも「宇宙兄弟の名言・名セリフや個人的に好きなシーンと感想[5巻]」で書きましたので、良かったらこちらの記事もご覧ください。
ただ、一つ難点をあげるとすれば、下敷き1枚に800円は高いかなと思います。まあ、買ったんですけどね。
まとめ
JAXA(筑波宇宙センター)の特別公開は見学できる範囲がとても広いので行けなかったイベントはたくさんあります。その中には、上で紹介した以外の宇宙兄弟に関連する展示などがあったかもしれません。
来年もこの特別公開は実施されるかと思いますが、今回外れてしまった水ロケット工作教室などのリベンジと、別の宇宙飛行士の講演があったら行ってみたいですね。若田光一さんに会いたい!
もちろん、宇宙兄弟を知らなくても十分楽しめるイベントですが、知っているとさらに楽しめるかと思います。私は思わずニヤッと笑ってしまいました。
興味を持たれた方の来年に向けた参考になれば幸いです。